代表挨拶

代表挨拶 アンドレアス茉里名

アンドレ行政書士事務所代表のアンドレアスです。人手不足が深刻化する今、真面目に努力を続けている中小企業が、安心して事業に専念できる環境をつくることこそ、私たちの使命です。

名前がアンドレアスですので、よく「ハーフですか?」と聞かれるのですが千葉県柏市生まれの日本人です。夫がインドネシア人のため、結婚を機に名前がアンドレアスになりました。問題なく日本語対応できますので、ご安心ください!

外国人雇用に携わろうと思ったきっかけ

周りの影響を受けて、起業したいという思いに

もともと私の実家は小さな施工会社でした。父が代表で、母が経理。父と母を入れて4人という小さな会社です。夏休みはよく会社に連れて行ってもらって、両親とスタッフの皆さんが仕事をしている横で宿題をしていたのを覚えています。

さらに下町の商人家系だからか、親戚のほとんどが自営業です。飲食店や銭湯、建築系など各々が事業を営んでおり、「来年はあれをやってみたい」と自分の事業について生き生きと話しているのを見ているうちに私自身も「いつかビジネスをしてみたい」そう感じるようになっていました。

一度は修行もかねて会社員として働いていたのですが、その時のお客様も「これから会社設立をしたい方」でした。毎日、起業家の皆さんとお話していると事業にかける思いに圧倒されると同時に、「自分も事業を始めたい」という思いが抑えきれなくなりつつありました。

ビザ(在留資格)専門の行政書士に

そのタイミングでちょうどインドネシア人の夫と結婚をしました。もともと夫は「技術・人文知識・国際業務ビザ」という就労ビザで在留をしていたのですが、私との結婚を機に「配偶者ビザ」への変更申請をしました。私自身初めてビザ申請というものを体験したのですが、申請書類や要件に関する文章は日本が読んでもかなり難解で、これを外国人の方が申請するのは相当難易度が高いのではと感じました。

真面目に働いている外国人の方であっても、ビザ申請でうまく書類説明ができないと不許可になって帰国せざるを得ません。私の周りにいる外国人の方々はみな、昼間は学校に行き夜遅くまでアルバイトをして生活費と学費を稼ぎ、その後寝る間も惜しんで日本語を勉強しているような非常に真面目な方が多く、そんな真面目な方々を救いたいという気持ちで行政書士を志しました。

猛勉強の末、行政書士を取得。「真面目に頑張っている人が報われる社会を」という経営理念を掲げ、ビザ申請の事業を開始しました。右も左も分からない状態で必死に個人向けのビザ申請を行っていたのですが、徐々に違和感を覚えるようになります。もちろん真面目に暮らしてる外国人の方もいる一方で、「この人はあまり良くないな?」と思う依頼者も多々出てきました。(その場合はもちろんお断りしています)

外国人雇用に携わることになった転機

そんな時に偶然知り合いの経営者の方から「外国人を雇うにはどうしたらいいか?」という話が飛び込んできます。聞くと、売上が伸びているが人手が足りず事業が拡大できないとのこと。このまま人手不足が続いた場合、取引先に迷惑をかけないためにも緩やかに縮小していく予定だというお話でした。

その時にハッとさせられました。
まさに「真面目に頑張っている人が苦しんでいる」という状況だったためです。

よく考えてみれば、私の両親や親戚など自営業をしている人たちは常に人手不足問題に直面をしていました。

私の両親の施工会社は私が高校生の時に廃業をしています。当時の記憶ではありますが、売上は悪くなく、もちろん父も仕事が好きで楽しんでいました。ディズニーランドに行く日も午前中、浦安にある現場に寄ってしまうくらい仕事に一生懸命でした。廃業理由は後継者不足、つまり人手不足です。

また親戚がやっている飲食店も毎日ランチだけで100名ほどが訪れる人気店です。お肉が厚く揚げたてでサクサクのとんかつ、新鮮でネタの良いお刺身など、本当に美味しい料理ばかりで私が心からオススメできるお店です。しかし例外なくこのお店も人手不足に悩んでいました。

私の祖母は90歳になりますが、デイサービスに通いながらもこのお店で揚げ物の担当をしています。日によっては23時近くまでお店にいます。「仕事ばかりで大変だよ」と言いつつ楽しんでいる祖母を見て、微笑ましく思う一方で「もし祖母が働けなくなったらこのお店はどうなるのか?」心配になることがあります。しかし日本の企業はいまや、ほとんと似たような状態にあるのではないかと気づきました。

確かに日本人の人口はどんどん減っており、求人を出しても人を集めることは困難です。しかしもしも外国人人材をうまく活用できれば、このように真面目に頑張っている中小企業を少しでも助けることができるかもしれない。「真面目に頑張っている人が報われる社会を」という当事務所の経営理念とも直結しており、外国人雇用に携わることを決心しました。

外国人雇用にかける思い

記載をさせていただいた通り、当事務所のビジョンは「真面目に頑張っている人が報われる社会を作る」です。私は、外国人雇用こそが人手不足問題を解決する糸口になると信じています。

正直、外国人を雇用することは簡単ではありません。想像もしていなかったような問題が次々と起こり、日本人を雇用するよりもずっと難易度が高いことは間違いありません。

しかしそれでも人手不足問題に真剣に向き合い自社の事業を存続しようと奮起している中小企業の方々の支援をさせていただくにあたって、私自身も真面目にそして誠実に、企業の皆様が「あの時アンドレ行政書士事務所に頼んで外国人雇用をしてみてよかった」とおっしゃってくださるように誠心誠意お仕事をさせていただきます。

通常ですと行政書士はビザ申請業務や届出提出などの申請業務のみを行いますが、当事務所は「外国人雇用で人手不足を解消する」ことを最終ゴールにしておりますので、提携会社と連携をして「人材の確保」「通訳」「異文化マネジメント講習」まで外国人雇用に必要なサービスを網羅できるようにしてきたいと考えています。(今後こういうサービスがあったら嬉しいなどもお気軽にお申し付けください)

また提携会社も厳選をしています。当事務所はインドネシアの送り出し機関3社と提携をしていますが、提携のお話自体は二十数社とさせていただいており、その中から特に人材の方のスキルが高いと感じた3社に提携は限定をさせていただきました。もちろん私がすべてインドネシアの現地へ見学に行っています。そのくらい本気です。

人手不足にお悩みの企業様が1社でも多くアンドレ行政書士事務所のサポートによって外国人雇用に成功し、「アンドレ行政書士事務所のお陰でもっと事業が拡大できそうです」とご報告いただければ、これ以上幸せなことはありません。私も微力ではございますが、ぜひ皆さんの素敵な事業に伴走させていただけることを楽しみにしておりますね。